なぜ私は庵田定夏先生を愛するのか
れおのらです。今回ばっかしは、ちょっと真面目な記事。
普段から庵田定夏先生(以下、テイカー先生)をすこっているわてくしですが、すきすぎてすきすき言ってるだけで、実は作品の魅力が周りに何も伝わっていないのでは?と思ったので、今日はテイカー先生作品について、ネタバレしない範囲で真面目に語ってみようとおもいます。
因みに、これは僕自身のテイカー先生作品の受け止め方であります。無限の数の作品があれば、無限の数の受け止め方もあります。今回は、その内の1つを覗き見ているような気持ちで読んで頂けると幸いです。
まず庵田定夏先生って誰よ
わてくしと同じく大阪府出身のライトノベル作家さんです。2009年に第11回エンターブレインえんため大賞小説部門において、特別賞を受賞しライトノベル作家デビューしました。
2010年に刊行した「ココロコネクト ヒトランダム」が大ヒットし、2012年にはアニメ化を果たした売れっ子作家さんです。
彼の作品一覧
まず彼がどんな作品を生み出しているのか、ご紹介致します。
ライトノベル
アオイハルノスベテ(全5巻構成、ファミ通文庫)
今日が最後の人類だとしても(全2巻未完結、ファミ通文庫)
短編
ガチで人生が決まる面接に行ってくる(「三分間のボーイ・ミーツ・ガール」内、ファミ通文庫)
十五センチ一本勝負(「僕とキミの15センチ」内、ファミ通文庫)
メディアミックス
漫画 ココロコネクト(全5巻構成、絵:CUTEG)
アニメ ココロコネクト(全17話構成、SILVER LINK)
以上です。ココロコネクトなんかは、アニメにも漫画にもなったし、知ってる人も多いんじゃないでしょうか。
みどころなど
さて、ここからは彼の作品に僕が惹かれる理由について、書き出して行こうと思います。
一般的な面白いと言われる作品には伏線が多く敷かれている傾向にありますが、彼の作品は伏線があまり多くありません。この為、あそこどうなってたっけ?って一々読み返さなくとも、話の内容をほぼ理解できる為、読みやすいです。
じゃあ、伏線も張らずにどうやって話を面白くするのか。答えは、彼の文章に掛ける情熱があります。
彼の作品の主人公キャラは、基本的に屁理屈家です。しかしながら、その屁理屈には、テイカー先生の生きる指針が吹き込まれています。青臭くて情熱的な主人公が、ヒロイン達を屁理屈で助けて行く様には、男の自分でも惚れそうになるほど。
ただし、はっきり言います、彼には文才と呼ばれるような文章力はありません。
...と言っても、本当は結構な文章力をお持ちなのです。関西の国公立大学文系卒らしいし。しかしながら、それを発揮できていません。ですが、それが余計に良いのです。何故かと言うと、彼の思いが作品のキャラクター達へと余計に吹き込まれているように感じるからです。1番わかりやすい作品をいえば、15歳でもオレの嫁!の2巻を読んで頂くと良いかと思います。
最後に
もっと伝えたい事が沢山あるのですが、ネタバレをしてしまうのではないかという恐怖と、文章を上手く纏められる程の能力が無いので、この辺にて止めておきます。
この記事で、少しでも多くの方にテイカー先生作品のすばらしさについて、知って貰えたらなぁと思ってます。
以上です、ほなまた。